2017-08-25 今日の横浜駅・川崎駅前 ~ジャスコのエスカレーター~ [今日の街]
おはようございます。
8月27日、日曜日の朝です。
今朝は昨日までとはうって変わって、過ごしやすい気温でスタートを切った川崎です。
25日金曜日も暑い日でした。
夜になっても全然気温が下がらず、
日を跨る頃になっても30℃越え。
ベランダに出ると日中と変わらないほどの空気。
熱帯夜って言葉では済まないほどのしんどい暑さでした。
暑い日と涼しい日との落差、今年は激しいですね。
さて。
今日はちょっと昔の話を。
都会にいるとどうしたってお世話になるエスカレーター。
これを見ると、ついつい子供の頃を思い出すんです。
駅での乗り換え、お店の中の移動。
今はもちろん地元でも、ショッピングセンターとかには普通にありますよ。
でもボクが小さい頃、エスカレーターなんてそうそうお目にかかるものじゃなかったんです。
ボクがエスカレーターに初めて出会ったのは、出雲のジャスコでした。
当時、1980年代ですかね。小学校中学年くらいですよ。
当時の出雲のジャスコは、出雲市周辺の人間にとってはとんでもなく「特別」な場所でした。
出雲市駅近くのメインの商店街通りのまさに中心部にありました。
ジャスコから放射線状に商店街が伸びる、といった感じ。
それに今のイオンみたいな食料品全般のスーパー然としたものではなく、
百貨店的な品揃えだったんです。
価格破壊が普通になる以前の話です。
建物も縦に延びていて、まさに百貨店っていう感じでした。
そうなると、移動が大変ですからエスカレーターの登場となります。
エレベーターは、ボクの記憶の中ではなかった気がします。
で、そのエスカレーター。
出雲のジャスコには上りのエスカレーターしかなかったんです。
特別な日の高揚感と、大人の買い物に付き合えないヒマさがそうさせたんでしょうか。
クソが付くほど真面目で大人し過ぎた当時のボクは、エスカレーターで遊んでました。
上りのエスカレーターを下る、ってことだけですけど。
田舎の街の百貨店みたいな場所って、都会じゃないので人はそこまでいないんです。
エスカレーターも上の階になればなるほど、人が途切れる時間帯が増えるので、
買うものなんて何にもないのに、4階や5階に上がって、駆け足で下ってました。
慣れてくるに従ってペースを落とし、最後には悠々と歩いて下りたり。
一応迷惑をかけると後が大変(怒られる)なので、
人がいないか、来ないかを慎重に確かめてやりましたけど。
田舎にはロクにない、アミューズメント感覚です。
今となっては絶対に怒られるやつですけど。
でも、上がっていくのに自分は下りる時の、気持ちと違って身体が後ろに残される感覚が
気持ちよかったのは間違いないです。
あの、ジェットコースターで味わうような体感に似ています。
今思い出してみると、階段でもよく遊んだ気がします。
小学校の階段で、上から竹とんぼ型の紙縒り(こより)をクルクル落としては、
駆け足で取りに行ったり。
上や下に移動するっていうことに、
何か特別なワクワク感を覚えたのかな、なんて思います。
まぁ、大したいたずらをしたことがない、
幼いボクのちっぽけな冒険のお話でした。
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