2017-11-04 今日の高田馬場・川崎駅前 ～やっぱり負けず嫌いでした～

こんにちは。

11月5日日曜日。
快晴の気持ちいい、三連休最終日の午後です。


昨日は月一の通院のために、高田馬場へと向かいました。


西武の電車、分かります?
かつてのライオンズカラー「青」のイメージを未だに引きずっていて、
なんで電車、青くないんだろうってつい思っちゃいます。


そしてこちらもいつものNEW YORKER'S Cafe。
朝食を済ませてPC作業をしていたら、いつの間にか13時超え。


川崎に戻ってきたのは15時前でした。


相変わらず人が多いですね、川崎駅の改札前は。


縄跳びの縄を買ってからウチに帰り、遅めの昼食後に昼寝し、
夜はテニススクールへ。

ここで、ボクにとってなかなかの衝撃が走ったんです。
先週まで同じクラスだった二人の男性が、
今週から初中級に上がったとの言葉が、コーチの口から。

「えっ・・・」
ホントに素で頭が真っ白になっちゃいました。
そして我ながら笑えるくらいに、腹立たしさで一杯になりました。

もちろん彼らに腹が立ったんじゃないですよ。
「また抜かれた」っていう、自分の出来の悪さにイラついたんです。
まともに勝てたことがなかった、
学生時代の部活動のイヤな感情に引き戻されたんです。

運動神経がないというわけではないんです。
自分自身の身体の使い方、動かし方が分かっていなくて、ヘタクソなんです。
それが、昔から運動系の成績がイマイチだった理由だと、
身体のメンテナンスに勤しむようになった今は、よく分かります。

そうなると、そもそもの運動能力の素質が違う人たちと、
こんな自分とを比べること自体がナンセンス。
彼らはボクが川崎を離れている間に始めて、半年で上達した。
ボクは中抜け期間があるものの、一年以上やってこれくらい。
その伸び率が圧倒的に違った。それだけのことです。

と今は冷静に書いているものの、
昨日のスクールはその話を聞いた途端に無感情。
いつもクソ真面目に聞いていたコーチの説明も、そこそこ耳に入れる程度。
44歳にもなった男が、不貞腐れているわけです。
あー大人げないことこの上ない。
困ったもんですわ、ホントに。

とはいえ、一つ前のクラスのコーチングを眺めていて気付いた、
「肩の入れ方」といった身体の使い方が、
自分の弱点を改善するんじゃないかと、そこは実践してみることに。

これが妙に上手くいったんです。
無駄に腕やら脚を動かし過ぎないし、無駄な力も入らないから、
いつもと違って走り回っても息切れが少ない。
慣れない動きなのでフレーム直撃で
あらぬ方向にボールが飛んだこともありましたが、
おおむねいい感じ。

一年以上同じクラスにいたら、教わる内容も一回り以上してます。
以前聞いたことを、そういえば何度もまともに聞き直していました。
でも、もう身体が覚えていたら、自分の課題ではないんですから、
真面目に聞き過ぎなくてもいいんですよね。

クラスには自分以外の人もいて、そのレベルにも合わせたコーチングだと、
自分とのアンマッチもあって当然。
自分の向かおうとする方向はもう決まっているので、
そのための課題を超えることだけに集中すれば、もういいんですよね。

いやいや・・・分かっているつもりだったけれど、
ここまで自分に負けず嫌いの血がまだ巡ってしまうなんて、
思ってもみませんでした。
9割以上は人生負け続けた自分が、
性懲りもなくまだ勝ちたいなんて思ってるんです。

でも、1勝できたらその次も可能性が出てくるじゃないですか。
伸びるペースが遅くて、全然勝てなくて9敗したとしても、次1勝したらいい。
その1勝で肩を並べたなら、その次からは競り合えるんですよ、
勝てることだって増えるはず。

負けるのが嫌だから勝負しない、そんな考え方もあるんでしょうけど、
ボクはそう考えることが酷くつまらないものに感じるんです。

もちろん、全てのことに勝ち負けつけたいなんて考えていません。
それはさすがに疲れます。
自分が「これで勝負したい」と思えるものだけで、十分です。

その中の一つがテニスで、そのスポーツが勝負事だから、勝ちたい。
自分で意識してメンテナンスしているおかげか、
身体の動きに改善が見られているからこそ、
部活動ではできなかったことが、今ならできる気がするんです。
学生時代の苦い記憶を打ち消すことだって、それでできるんです。

そもそも、身体の動かし方やフォームを矯正するために、初級から始めたんです。
自分の目的を着実に果たすための時間が、まだまだ必要なだけで、
周りを見て焦る必要なんて一切ない。

翌日になったら冷静に思えるんですけど、その場でそうは考えられない。
瞬間湯沸かし器みたいに感情が燃え上がっちゃうと、止まらないもんですね。
根本的な性格なんて、幾つになっても相変わらずで、
きっとそんなに、もう変わらないのかも知れません。
もしかするとそれが上手く隠せるようになるだけで、
大人としては十分なのかも知れないですね。

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